2010年07月

少し前から格闘しているロッカーシャフトカラー の続きです。
 
お客様から両脇のワッシャーに テーパー加工をできないか との
追加リクエストが有、 打ち合わせの結果 10度(80度)に決定。
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普通のエンドミルでは
スクロールチャックの爪に
干渉してしまい
 
浅いテーパーは
削れないので
こんな刃物を使用しました。
 
 
このあいだマシンセンターに行ったとき
「面白そう」と思って
意味もなく購入したモノ。
 
早速 稼いでくれました!
 
今のところ フライス系の備品は
何を買っても役にたってます(嬉)。
 
なのでマシンセンターに行くと
意味もなく変な形の刃物を
買ってしまいます(笑)。
 
たぶん病気です。
 
そしてワッシャーは
こうなりました。
 
 
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お客さんからOKが頂ければ
後7個 加工します。
 
 
 
いまから 外出する用がある為
こんな時間からブログ更新をしてしまいました。
 
 
 
 
 

製作しなきゃいけないものがロックノブ以外に
もうひとつあって 今日はそちらを進めました。
 
A型エンジンのロッカーシャフトに入るスプリングの替わりに入れる
カラー・・・・ 他社からもリリースされているのに 無名のうちに
注文をくださったお客様 有難うございます。
 
当初は単純にアルミのみでいこうと考えていたんですが
スレル部分は鉄の方が良いとのアドバイスを頂けたので
作戦変更。
 
それでは作業開始。
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今回は2017のジュラルミンを使用します。
左が未加工品
右が20パイの穴を開けたもの
16ミリの穴を開けた後
エンドミルで拡大加工してます。
 
 
イメージ 2
 
こちらはカラーの両脇に取り付ける
ワッシャー
 
ほんとはシムみたいな薄いヤツを使いたかったけど
ネジ屋さんで調べてもらったら
入手困難(悲)
 
なので左のものを
右の状態に穴拡大。
 
 
 
裏側はこんな感じ
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圧入にしたいので
カラーの外径より
ワッシャーのザグリは
少し小さくしてます。
 
 
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これが出来上がり(どぅ~?)
 
 
装着イメージは
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こんな感じです。
 
でも後3個同じものを
作らないと部品として機能しません。(汗)。
 
つづく
 
 
 
 
 

今日はロックノブを少し進めましたが やっぱり図面を書かないと
だめかなぁと思い シコシコやってました。
お客様 サクサク出来なくてすみません(汗)。
 
さっき 8時ごろ 雷と共に 氷がふってきました。 
510にガンガン 氷が吹き込み ちょっと焦りました。
 
機械類もビチョビチョになってしまい 必死で拭き上げ
やっと今 油引きが終わりました(汗)。
 
そんな今日の出来事とは 何の関係もありませんが
最近製作したのがコレ
 
 
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シフトノブ
 
デザイン違いで
4種類
 
ネジ穴は8ミリのピッチ 1.25
ニッサンの古いのに合います。
 
他メーカー用も作りたいけど
ネジ径とピッチがよく分かりません(笑)。
 
 
ブログを書いてたらまた雷がゴロゴロしてきました。
ヤダなぁ~
 
 

毎日 マキノのフライスマシンを動かしてますが
ジグの交換や切子の掃除が結構面倒だったりします(笑)。
 
うちはアルミの切削が多いんですけど ステンのボルトも削るし
ジグを作るのに鉄も削ります。
 
ちゃんと分けて溜めておかないと 捨てられないので 
どうしても一つの種類の材料を続けて作業したくなっちゃいます。
 
材料ごとにフライスを分けられたりしたらいいなぁ
な~んて思っておりました。
 
そんなとき ちゃーじーさんのチャージ社に出社して
理研のフライスで一日フライス作業をする機会がありました。
 
最初は「操作方法が違うと難しいなぁ」などと思いながら
作業していましたが、だんだんそのフライスの事が好きになって
きてしまい 作業が終わる頃には 気持ちが抑えられなくなり
 
思わず「510と ○○○と このフライス かえっこして下さい!」と言ってしまいました。
 
なんやかんや言ってもちゃーじーさんはやさしい先輩なので
交渉成立(嬉) ちゃーじーさんありがとー!
 
とはいっても1トン以上あるものなので嫁さんのミニには積めず・・・・
仕事仲間の岡ちゃんにお願いしてユニックで運んで頂きました。
 
 
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これがそのフライス。
上手く説明できませんが
かなりナイスな機械なのです。
 
これでフライス2台体制になったので
(アルミ)ビレットパーツを作りつつ
ボルト(ステン)加工もできる予定です(汗)。
 
そして
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さよなら510
かっこよくしてあげられなくてゴメンナサイ。
 
あしたから ロックノブ 製作開始です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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一部のコアな方々に好評な加工ボルト
 
 
カーショーで勝負に出る方に是非使って頂きたく
 
色んな種類を作ってみました。
 
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回りのギザギザをおとし
上面を45度に削るとこんな感じ
 
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こちらは回りを10度のテーパーで
落としたもの
(バイクショップなどでも手に入るタイプ)
 
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これは5度のテーパー
 
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テーパー無しのストレートで削ると
こんな風になります。
 
とまぁ 同じキャップボルトでも
削り方によって色んな
表情が出せます。
 
 
キャップボルト以外のボルトも
これから加工しようと
思ってます。
 
つづく
 
 
 

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